基本情報

職位 教授
M合区分 M◯合
D合区分 D◯合
所属 生命科学科 (システム理工学部)
修士課程システム理工学専攻
博士課程機能制御システム専攻 (大学院理工学研究科)
研究分野 高等教育開発, 教育工学, 環境保全学, 科学技術教育, 生命科学, 教科教育学
学位 博士(学術) 筑波大学
出身大学 東京理科大学 理工学部
最終学歴 筑波大学大学院 生命環境科学研究科
教員教育・研究等業績評価(自己点検評価)実施状況
目標設定 達成度評価
2025
2024
2023
2022

在学生へ

学生諸君に一言 自分自身の目標を明確に意識し、同調圧力に振り回されず、主体的に物事に取り組んでほしいと思っています。
オフィスアワー 月曜日 12:40-13:20。訪問前に事前にメールで連絡することが望ましい。

研究テーマについて

教員 アントレプレナーシップを備えた人材の育成(アントレプレナーシップ教育) を通して、科学技術イノベーションに貢献できる人材の育成を目指しています。学生は 「研究・開発の成果を実社会でどのように活用するか(社会実装)」 という視点を持ち、共同研究やフィールドワークを取り入れながら研究・開発に取り組みます。また、持続可能な開発目標(SDGs)と関連付け、異分野の知見を柔軟に取り入れることで、分野横断的に新しい価値創造を目指しています。
研究室 好奇心駆動型の研究を軸に、社会に役立つ研究・開発(実装力)や学問の枠にとらわれない分野横断型の挑戦を推進しています。具体的な研究テーマとして、主に以下の8つに取り組んでいます。 1. 豆腐製造過程で生じる「おから」を用いた新規素材の開発(SDG 12)  Development of Novel Materials Using Okara (Soybean Residue), a Byproduct of Tofu Production 2. 自国栽培を目指したカカオ豆に関与するマイクロバイオームの解明(SDG 12)  Comprehensive Microbiome Analysis of Cacao Beans for the Advancement of Domestic Cultivation 3. アントレプレナーシップを備えた人材育成プログラムの開発(SDG 4)  Advancing Entrepreneurship Education: A Programmatic Approach to Human Resource Development 4. 教育的支援を見据えた算数障害の遺伝的メカニズム解明(SDG 4)  Unraveling the Genetic Mechanisms of Dyscalculia to Inform Educational Support 5. AIエージェントを用いた対人サービス現場(教育・医療・福祉)の業務改善手法の開発(SDG 3)  AI-Agent-Based Approaches for Enhancing Operational Efficiency in Human Service Sectors 6. RC(Reservoir Computing)を用いた時系列/非線形データ解析方法の開発(SDG 9)  Reservoir Computing Approaches for Time-Series and Nonlinear Data Analysis 7. 建築内外のマイクロバイオームの解明(SDG 3)  Elucidation of Microbiomes in Indoor and Outdoor Built Environments 8. マイクロナノバブルを用いた腸内マイクロバイオームへの影響の解明(SDG 3)  Investigation of the Effects of Micronanobubbles (MNBs) on the Gut Microbiome これらの研究テーマは、SDGsとの関連性を意識しつつ、学生が自らの興味・好奇心を起点に学際的な課題に挑戦する環境を提供しています。また、共同研究やフィールドワークを通じて、研究成果を実社会に還元する力を育成します。

教育について

異分野へ越境する冒険・挑戦が視野と広げ、資質・能力が磨かれると思っています。そうした活動を提供し、物事の本質に迫る気概をもつ学生を育てたいと考えています。研究室では、学生一人ひとりの好奇心を起点に研究・開発を立ち上げる 『好奇心駆動型』、社会に役立つ知識や技術を実際に形にする 『実装力』、そして学問の枠にとらわれず広い視野で課題に挑む 『分野横断』 の3つを柱として、研究室活動の根幹と位置づけています。これらの柱に基づき、学生は自身の興味やアイデアを追求しながら、社会貢献につながる研究テーマに取り組みます。また、異分野の知見や技術を柔軟に取り入れることで、既存の枠にとらわれない新しい価値創造を目指しています。
最終更新日: 2025/09/29 06:02:12